【第41回QC検定2級試験に合格】勉強スケジュール・勉強時間・業務への活用について記載しています

QC検定2級(品質管理検定2級)に、仕事をしながら1カ月で合格した記録を載せています。実際の帰宅時間や毎日の勉強時間の記録も載せているので、仕事と両立したい方の参考になれば幸いです。

QC3級の合格体験記はこちらです

はじめに

2025年7月にQC3級を取得し、ステップアップとして半年後の2026年3月にQC2級を受験し合格しました。

QC3級取得後、工程不良内容と件数の分析(手法)と業務手順書を作成(実践)などで、QC3級の知識を活用して業務に活かしていました。品質や業務手順に関わる面で業務の幅が広がっていたため、もう少し詳しくなったらもっと業務で活用できることが増えるのでは?と思い、統計的手法と品質の考え方をさらに深くまで学習できるQC2級の受験を決めました。

思い立った時点で試験の申し込みをしたため、教材や内容などはまだ確認していませんでした。

調べると2026年3月15日が最短の試験日で、まだ申し込みが間に合う時期だったため、2026年1月13日に第41回の試験に申し込みをしました。

QC3級に2週間の勉強で合格していたため、「2カ月もあればなんとかなるか」という感覚で申し込みをしました。しかし、後で書いていますが油断しすぎていて勉強を始めるのは試験1カ月前の2月14日からとなります…

申し込み方法

・日本規格協会のページにアクセス
・QC2級の受験ページを探す
・申し込みページに飛ぶ
・メールアドレスを入力するとメールが届く
・そのメールに申し込みURLがあるので、そこから申し込み
・申し込み・支払いが完了したら申し込み完了メールがくる
・試験日の2週間前ぐらいに受験票が届く

勉強期間

1週目(2/14-2/15)

勉強時間:2時間20分

様子を見ながら少しずつ開始

2週目(2/16-2/22)

勉強時間:5時間20分

思っていたより難しいかも…と気づき出す

3週目(2/23-3/1)

勉強時間:10時間

テキストを一通り読み終わり、模擬問題をやりだす。

ここで油断しすぎていたことに気付き、2カ月前から勉強を始めなかったことを後悔。

この時点で過去問50%程度

4週目(3/2-3/8)

勉強時間:21時間20分

平日でもできるだけ勉強時間を確保。

過去問はまだ合格ギリギリの点数で間に合わないかもという不安を感じる。

過去問70%程度

5週目(3/9-3/15)

勉強時間:24時間40分

平日でもできるだけ勉強時間を確保し、休日は可能なかぎり勉強にあてる。

過去問85%程度

詳細な勉強時間はこんな感じです。

後半の休日は、趣味でやっている楽器と勉強を一日中交互にループしていました。

日付状況帰宅時間勉強時間備考
2/14休日1時間10分 
2/15休日1時間10分 
2/19仕事20時2時間 
2/22休日3時間20分 
2/23休日20時1時間半 
2/26仕事20時2時間 
2/27仕事21時30分 
2/28休日2時間 
3/1休日4時間 
3/2仕事20時2時間20分 
3/3仕事20時2時間30分 
3/4仕事20時2時間40分 
3/5仕事21時1時間 
3/6仕事20時1時間30分 
3/7休日4時間半 
3/8休日7時間20分一日中、勉強1時間ギター10分の繰り返し
3/9仕事19時4時間20分 
3/10仕事19時3時間 
3/11休日 7時間20分一日中、勉強1時間ギター10分の繰り返し
3/12仕事20時2時間半 
3/14休日7時間半一日中、勉強1時間ギター10分の繰り返し

合計勉強時間:63時間40分

後半は点数も上がらずとてもしんどかったです…

合格までに使った教材はこれ!

使った教材は3冊です

しっかり受かる!QC検定2級テキスト&問題集

これは3級で使用していたテキストの2級バージョンです。
3級はこのテキストで合格したので、信頼して2級も同じテキストを購入。

まず全体を読み、次は各章を読んでの各章の最後にある模擬問題をときながら最後まで。
その後、後ろについている模擬テストをやるといった流れで使用しました。
載っている知識としてはこれ1冊で十分な内容です。

しかし、練習する問題数が足りず後述の2冊を購入。


1回で合格!QC検定2級実践問題集

これは上記のテキストの作者が、問題だけを詰めた問題集です。

各単元の多種多様な問題がたくさん載っているため、いろんなパターンの問題がとけます。
ある程度意味がわかっていないと解けないような問題も多く、とてもためになりました。
「丸暗記公式なんとなくあてはめ」が効きにくい問題も多かったように思います。

問題の理解力をあげたい、試したい場合にはこのテキストが一番よかったです。


過去問で学ぶQC検定2級

近年の過去問が載っている教材です。

これを4週目からやり始め、各回1回ずつやりました。

やっている途中、回によって難易度に差があるように感じました。実際後で調べてみると、やはりそこそこ合格率にバラつきがありました。試験問題の品質がバラついているのでは…?説。

自分の理解力を確認するため、模擬問題などもこなした後の最後の実力試しでやっていました。80点前後で推移していたため、ギリギリ合格できるかなという感触でした。問題の傾向と内容には癖があるように感じるので、必ず買ってやっておいたほうがよいです。ネットには過去問がないので過去問をやるなら買う必要があります。

参考にした動画

「ぐっちはまぐちのーー↑↑きゅーしーけんてーー!」

手法の理解はこれです。

例題が面白いです。(野球やポケモンの例題が多かった)

何をやっている計算なのか理解しようというスタイルで、公式の意味も説明してくれるので文系の私にはとてもよかったです。

試験の問題は実務に関するデータの集計の問題なので、数字が細かかったり内容もとっつきにくかったりで難しく感じます。

工場の機械で作った50.01ミリのボルト、49.79ミリのボルト…etc

そのばらつきは?平均は?有意性は?などと聞かれるとなんかもう難しいです。

ブイゼル(ポケモン)の平均体長は?ばらつきは?有意性は?と聞かれると、なんだそういことか!そういう風にこの計算は使うのかと、公式や計算も理解しやすくなります。

教材を読んでもさっぱり、またはそもそも記号が多くて読む気にならないという人はこの動画だけでまずは理解を進めるのもよいと思います。ある程度つかんでから教材で補填するような感じがオススメです。

試験当日

3級と違い、電卓は持ち込み可能です。勉強中に使って慣れている電卓を使用しましょう。関数電卓は使用不可のため、普通の電卓を持っていきましょう。

試験中は周りの受験者の電卓の音が、ほどほどカタカタカタカタターンとするので、完全に静かなとこでしか勉強していないと焦るかもしれません。(私は当日集中力を欠きました)

カフェやカラオケ屋など、多少雑音があるところで勉強して慣れておくのもひとつの手かもしれません。

私の受験した会場では、部屋に設置してあるモニターが邪魔をして、部屋の前方上部にかけてある時計が見えませんでした。そのため、時計は持っておく方がよいです。部屋の時計は見られるかもしれませんが、見られないシチュエーションもあるので。時間との勝負になる試験ですし安心を買っておきましょう。

ということで、「電卓・時計・筆記用具・受験票」を忘れずに持っていきましょう。

ちなみに、受験票には写真を貼っておかないと受験できないので貼っておきましょう。

やってみてわかった2級の要所

合格するには時間との闘いとなります。

回にもよりますが、大体100問前後出題されるので、問題を解くスピードが要求されます。

ある程度勉強を進めていくと理解は進み、「時間をかければ公式を思い出せるし、公式を導いて出すこともできる」というぐらいにはなります。しかし、90分で100問を解答しないといけないため、この思い出したり考えたりする時間はほとんどありません。

ある程度学習を進めて「過去問をやるぞ!」となってやってみると時間との闘いだということがよくわかると思います。時間内に全て解いて見直しするには、公式はスパパっと思い出せるぐらい何回も使用してある程度覚えておくことが必要となります。

しかし、公式を暗記していても、「これをどうあてはめればよいか?これは何の公式を使うのか?」ということがわからないと、どの公式を使うのか考えるのに時間がかかります。

そのため、「これは検定」、「これは回帰」、「これは管理図」、「これは実験計画法」、「これは推定」というのを素早く判別できるようになることが大事です。

素早く何の公式を使う問題かを判別するためには、問題文をざっくり見てあたりをつけます。

平均に差があるか → 検定?
2つのものの関係を見る → 回帰分析・相関分析?
工程が安定しているか → 管理図?
どの条件が効いているか → 実験計画法?
推測したい → 推定?

そしてキーワードを探します。

検定

差があるか
改善されたか
有意
比較

回帰分析

関係
影響
相関
予測

管理図

工程
安定
管理状態
異常

実験計画法

要因
水準
効果

このようなヒントを元に、「これは推定だ!」となると推定の公式の中から選んであてはめる。「これは実験計画法だ!」となると実験計画法の公式の中から選んであてはめる。

QC2級範囲の公式は50個以上あるので、この50個以上の中から考えて選ぶのと、各単元の公式10個程度の中から選ぶのではスピードが全然違います。

そのため、問題文をざっくり見て、この問題はどの単元で何の公式を使いそうか?というあたりをつけられるようにしておくと手法のスピードは上がってくるかと思います。

実践については、テキストを確認して問題をひたすらといていくと自然とスピードは上がってくるかと思います。過去問や模擬問題をひたすら繰り返せば、よく出る問題や傾向もつかんできて反射的に問題がとけるようになってきます。繰り返し問題をとけば点数もスピードも上がってきます。

過去問をやる際は、必ず時間は試験と同じ90分を計って取り組んだ方がよいです。

私は実践の方がさくさく迷いなくとけることが多かったので、まず実践をといてから手法をといていました。

私の過去問の時間推移はこのような感じです。

過去問1つ目:タイムオーバー(手法の回答途中で時間切れ)
過去問2つ目:90分ちょうど(手法60分、実践30分)
過去問3つ目:80分(手法50分、実践30分)
過去問4つ目:90分(手法60分、実践30分)
過去問5つ目:75分(手法40分、実践35分)
過去問6つ目:70分(手法35分、実践35分)

業務にどう活きたか

実践については、経営的目線・標準化・品質概念などの知識がさらに深くなったという感じです。そのため、現場の担当者としての知識というより、管理する側や現場を引っ張るリーダー的な考え方や知識がよりついたと感じます。

手法については、偏差・ばらつきに関する理解が深まり、統計的に有意かどうか判断することができるようになりました。そのため、単に数値が良くなっていることを勘や経験により処理するのではなく、どうしてよくなったか?というのを深掘りできるようになりました。

どういう要因があって、そういう数値になっているのか。検定を行い、有意性がある値なのか?というのを検証することができるようになりました。

データとして示し、論理的に説明して納得してもらいやすくなりました。ただ、現場の担当者には数値の有意性は中々伝わらず感覚で押し切られることも多いため、上手に伝え方を工夫する必要はありそうです。

合格後の賞状

2026年4月22日にWeb上で合格発表があり合格を確認したのですが、合格証は2026年5月9日現在まだ届いていません。5月11日から順次発送と書いていたので、来週か再来週ぐらいに届くのかな?というところです。

有料ですが、カード形式でも発行できるようです(2000円と別途手続きが必要)

まとめ

QC3級の記事でも書きましたが、特に中小の製造業で仕事している方には視野が広がり、考え方も活きるのでオススメです。現場の担当者としての知識としてももちろんですが、上長や会社の品質への考え方への理解、自分が品質を管理する立場になったときの考え方の基礎が学べます。

実務では必ずしも理論が通るわけではなく、理論通りにみんなが仕事を進めてくれるというわけではないですが(弊社では属人化もすごく理論を圧で押し切られることが多い)、自分の考え方に自信を持てるようになります。

「現場と対話する必要がある」、「上長を納得させる必要がある」というシチュエーションで活躍する知識かと思います。理論の後ろ盾があると、根拠があるため押されたときに下がりません。理論の後ろ盾がないと、根拠がないので押されたら自分の考えに自信がなく下がってしまいます。

品質というのは妥協しようと思えばいくらでも妥協できてしまうので、相手が上長だろうが経営層だろうが製品の品質・またはユーザーの要求品質のために、品質が下がると感じたら譲ってはいけないときもあるのです!(というような強い心が得られます。もちろん会社員なので下がるときもあります。)

自分の仕事に自信を持って取り組むためのよい知識となりました。

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