「仕事をしながら勉強する」
これができそうで中々できないのです。
仕事で疲れて帰宅した後、そこから机に向かうというのはとてもエネルギーが必要です。
私自身、仕事をしながら資格勉強をしてきました。
その中で、感じたことや続けるために意識したことを書いています。
なぜ仕事をしながら勉強しようと思ったか
「焦燥感」のようなものがありました。
決して、仕事や日常がうまくいってないというわけではないのですが。
もちろん、完璧でもありません。
しかし、まったくダメということもありません。
ある程度「普通」呼ばれる範囲で生活をしていました。
継続して、日々を繰り返しているという状態。
これは「安定している」とも言えますが、「流れている」と私は感じていたのです。
「毎日仕事だけで終わることへの不安」「自分は成長しているか」「将来への備えをどうするか」
こういうことが頭にちらついていました。
これらが、「今自分のやっている仕事・または環境で満たされるのか?」と考えることがありました。
もちろん、環境によっては一生懸命仕事をして満たされる場合もあるでしょう。
しかし、私の場合は会社だけに頼るのではなく、自分自身でも成長できるものを持っておきたいと考えました。
会社だけでは、「将来」「身に付く能力」「仕事環境」などに少し不安があったのです。
自分の望んでいる能力や知識は会社で身に付けられるだろうか。
会社が傾けばまた転職する必要があるかもしれない。
などの考えがあったのです。
かといって「転職したい」と思うほどでもありません。
今の仕事にもいい部分があるため、今の仕事で頑張っていこうとは思っているのです。
それでも、どこか「自分で前に進んでいるのではなく日々に流されているのではないか」という不安がありました。
他の記事で、これを「エスカレーター」に例えたのですが、本当にそんな感覚なのです。
そのため、「能動的に行動すればこの不安が解消されるかもしれない」と思い勉強を始めました。
仕事後の勉強は大変
勉強しようと思ったからといって、「今すぐに勉強を始めよう、2時間やるぞ!」という風にはいかなかったのです。
気持ちとしてはそうなのですが、体というのは難しいものです。
平日は残業が2~3時間あるため、帰宅するのは22時前後です。
そのため、勉強するとなると、帰宅してからお風呂に入りご飯を作って食べてからとなるので23時前後です。
十分疲れているのにここから勉強というのは、中々大変です。
集中力はほとんどありません。
それでも、「このまま何もやらないと何も変わらないぞ…」と思い作戦を考えることにします。
勉強を続けるために意識したこと
5分だけやる
「さあやるぞ!と思い座ってテキストを開く」
ここにかなりのエネルギーが必要です。(本当に)
座ってテキストまで開けると、意外と30分・1時間とできることは多いのですが。
そのため、この「やるぞ!」のハードルを下げることにしました。
その方法は、「とりあえず5分だけやる」です。
5分だけ勉強するのであれば、そこまで腰は重くなりません。
少しテキストを開いて数ページ読めばもう5分となります。
問題は数問解けば5分です。
そうやってハードルを下げると、座るってテキストを開くところまでいきやすいのです。
そして、気が乗れば30分、1時間と続けます。(座ればこれが意外とできる)
最初の一番エネルギーが必要なところを超えているので、持続するのはそこまで難しくないのです。
自転車の漕ぎ始めのペダルの重さと、スピードが着いてからのペダルの重さのような感じです。
ちいの伝わりましたか?
朝にやる
仕事中に、「帰ったら勉強もしなきゃ…」と思って少ししんどくなる時があります。
疲れているのに、そこから勉強するのは気が重いと。
帰ったらご飯を食べて寝たいですよね。
しかも、仕事から帰ってくると集中力が残っていないため、頭にも入りづらいです。
10時間も働いてからなので当然のことです。
そのため、「朝に勉強をする」ということもしています。
朝に勉強を終わらせておけば、「帰ってから疲れているけど勉強する」というイベントがないのです。
そのため、仕事中の気は楽です。
加えて、朝は集中力が維持しやすいので、勉強内容は頭に入ってきやすく感じます。
仕事帰りの1時間と、朝の1時間では進む量が1.5倍ぐらい違います(本当に)
通勤中にやる
通勤で20分から30分ほど電車に乗っています。
そのため、この通勤中も利用しています。(酔わない程度に)
通勤中は、周りもガヤガヤと音がしているため集中力の維持が難しいです。
そのため、すでに理解しているが覚えられてはいないということを学習します。
英語で例えると、「単語の暗記」などでしょうか。
まだ知らない「文法の学習」などは、理解や考える時間が必要だと思うので家でゆっくり。
電車では「単語の暗記」などの繰り返しをやる。
通勤時間も有効に使えるように、こんな感じで分けてやっています。
理解が難しい部分や単元については、休日の固まった時間がとれるときにやっています。
テキストで最初から最後まで順番通りに…とはしていません。
最初から最後までざっくり目を通して、「この部分は難しいから休日にゆっくりやろう」や「この部分は繰り返して覚える部分だから電車でやろう」という風にある程度わけています。
毎日完璧にやらなくてもよい
例えば、「難関資格を目指している」ということであれば、毎日3時間でも足りないでしょう。
しかし、自分がしたい勉強はそのレベルか?と考えました。
私が取得を目指していたいくつかの資格は、インターネットで調べても50~200時間勉強すればとれるような資格しかありませんでした。
そのため、1日30分でも3カ月~1年程で取得できる計算です。
「毎日1時間」や「毎日2時間」と思うと、かなりハードルが高いです。
仕事でトラブルがあった、飲み会がある、友達との用事がある、結婚式があるなどなど。
突発的なことって必ずあるのです。
それでも、「毎日しなきゃ」という感じでいくと、しんどくなってしまいます(なりました)
気付けば、1週間や2週間でしんどいからやめてしまうのです。
毎日1時間で1週間なら7時間、2週間なら14時間です。
そこで、しんどくて億劫になってすぐやめてしまうより、長く続けた方がよいと考えました。
毎日20分でも1カ月やれば10時間、2カ月やれば20時間
この方が勉強時間と量は多いのです。
そのため、「無理な時間を設定するより、無理ない時間で継続した方が勉強量が多い」と考え、毎日完璧にやらないようにしました。
5分の時間もとれない日というのはあまりないかと思います。
そのため、「今日は疲れているから5分だけ」というも含めて、毎日少しでも取り組むという習慣としています。
できない日があったとしても、次の日に「じゃあ今日は最低10分」のように取り戻そうとしないことも大事です。
1週間さぼれば「40分」となってしまうとハードルが上がってしまいます。
いかに「ハードルを低くしておくか」ということが大事な気がします。
資格はおまけだった
そのような感じで勉強して、資格をいくつか取得することができました。
資格取得の記事を見てもらえばわかると思いますが、勉強をしていない日もあれば短い日も長い日もあります。
それでも、なんとか取得することができました(継続ってすごい)
試験に合格して得たのは資格だけではありませんでした。
「自分でも努力すれば結果を出せた」という感覚も得ました。
仕事をしていても会社から「合格!」のようなわかりやすい評価をされることって少なくありませんか。
やった仕事に対して「すごい!」と言う人もいれば「そのやり方はどうなの?」と言う人もいるということの方が多いかと思います。(いろんな意見がある)
しかし、試験というのは基準に対して到達したか到達していないかの「合格」と「不合格」になります。
そのため、達成感はかなりあります。
「自分のやった努力が、適切に結果に結びついた」というのは仕事で得る感覚とはまた違ったものがあります。
資格というのは「主役」でもあり「おまけ」でもあったのです。
勉強して変わったこと
知識よりも視点が変わった
最初は資格取得のために勉強をしていました。
しかし、実際に勉強を続けて感じたのは「単純に知識が増えるだけではない」ということでした。
例えば、仕事で何か問題があったときに、「なんとなくこうかな」「経験者に聞こう」という考え方になることが多かったです。
しかし、勉強した知識が増えたことで、「なぜこの問題が起きるのか」「改善するにはどうすればよいか」といった少し違った視点で考えられるようになりました。
知識そのものより、「物事を見るための考え方」が増えたという印象です。
自分で考えて行動することが増えた
勉強を始める前は、「自分には難しいのではないか」と思うことが多かったです。
しかし、勉強を続けて資格を取得していくと「やってみれば意外とできる」という感覚が少しずつついてきました。
そのため、仕事でも「誰かがやるのを待つ」や「決まったことをする」のではなく、「もっと良くできないか」や「自分にできることはないか」と考える機会が増えました。
新しいことへの抵抗感
これが減りました。
「失敗したらどうしよう」「続かなかったら意味がない」「今さら始めても」と考えてしまうことが多かったです。
しかし、勉強を通じて「最初から完璧ではなくても、少しずつ進めてもよい」という感覚を持つようになりました。
その結果、このブログとこの記事も存在しています(大げさ)
「新しいことでもとりあえずやってみよう」という心構えが身に付きました。
仕事をしながら勉強したい人へ
大きな目標を立てすぎないというのがよいかもしれません。
「1週間で20時間勉強して燃え尽きる」より、「1カ月5時間勉強して1年継続」の方が合計の勉強時間は多いのです。
「勉強しようかな」「勉強しなきゃ」「勉強したい」と思ってる社会人の方は、どこか焦っている気持ちがあるのではないでしょうか(私がそうでした)
その焦りにより、「毎日1時間!」のような高い目標を設定している場合は、結果的に長い時間勉強できるのがどっちか?というところに目を向けるとよいかもしれません。
「毎日10分」勉強したとしても、1年続けると3650分で約61時間あります。
「毎日1時間」だと2カ月続けて約60時間です。
同じ60時間でも毎日10分の方が楽な気がしませんか。
そのため、焦る気持ちは少し置いておき、のんびりでも1カ月・3カ月・半年・1年と続けられる自分の勉強ペースを探してみてはどうでしょうか。
もちろん、人によってタイプは違うと思うので、自分に合った方法を探してみてください。
「自主的な勉強はしたことない…」や「学生以来勉強したことない…」といった方は、このあたりから始めると取り組みやすいかと思います。



一日5分









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