ポリテクセンター就職活動編|求人応募・面接・授業との両立体験談

ポリテク就職活動の画像

ポリテクセンターでは、授業だけでなく就職活動も並行して進んでいきます。私自身も、求人探し・応募・面接・授業との両立など、通う前には想像していなかったことが多かったです。今回は、ポリテクセンターでの就職活動がどのような流れで進むのかと、実際に通って感じたことも含めて体験談としてまとめています。「就職支援はどんな感じ?」「授業と両立できる?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。

※2021年の入所体験記です。現在とは少し違うかもしれません。

住んでいる場所によってポリテクセンターの場所は変わるようなので、近くにポリテクセンターがあるかどうかはこちらから探してみてください
職業能力開発促進センター(ポリテクセンター) |独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構

第1編:入所前編
見学説明会・試験・面接・合格まで

第2編:入所編
初日の流れとクラスの雰囲気

第3編:授業・1日の流れ編
授業の雰囲気・時間割・勉強と就活のバランス

第4編:授業編
実際に学んだこと・大変だったこと

第5編:就職活動編 (この記事)
応募・面接・設計職への就職

第6編:就職後に振り返って思うこと(次)
ポリテクセンターに通って変わったこと

目次

ポリテクセンターの就職支援はどんな感じ?

就職支援

就職支援としては、まず訓練に面接のトレーニングが組み込まれています。

面接の部屋に入る練習、おじぎの練習、自己紹介の練習など。

まずはここからやります。

まだ就職したことのない人や、しばらく転職活動をしていない…という人にはとてもありがたいです。(私も久しぶりの就活でうまくできていなかった)

それと、訓練内で今までの職歴の棚卸し、できることの棚卸しをやる日があります。(例えば持っている資格など)

あと、就職活動の状況を報告したり相談したりする面談が定期的にあります。

そのため、就職活動を常に意識しながら通えます(環境は大事)

面談など

指導室というところがあり、そこでは就職に関する相談ができました。

予約をすれば履歴書・職務経歴書の添削もしてもらえますし、面接の練習も行ってくれます。

そのため、初めての就職や転職活動が久しぶりという人でも安心です。

指導室の前には業界紙や各大手新聞社の新聞がおいており、業界の情報収集はしやすかったです。そして、求人票もここにたくさん貼っていましたのでよく見に来ていました。

求人はどんなものがある?

求人の種類

科にあった求人は、科に関する求人だけをピックアップしたものでした。そのため、私の科の場合は、電気設計や組み込みIoT、SEの募集などが多かったです。

地元求人も多かったです。

◯◯市企業説明会、合同説明会のようなものを先生はよく紹介してくていました。

ハローワークなどが主催で行っている、地元に根付いた企業の説明会です。ちなみに、私はこの関連の説明会で出会った企業から内定をいただきました。

あと、私が通っていた時は指名求人というシステムもありました。

これは、

・訓練生の職歴・所有資格・自己PR文などを色んな企業に公開する
・企業がこの人いい!と思った人に対して指名求人を出す
・いきなり面接から出来る

たしかこんなシステムでした(違ったらすみません)

たしかによいシステムなのですが、誰にでも指名求人を出している会社があったりして、このシステム自体どうなんだろう?という疑問はありました。(私はこの指名求人は利用しませんでした)

後、私が見ていた範囲では若い人の方が指名求人が多いケースがありました。

「40代で職歴も安定してて難関資格も保有している」人に、1件も指名求人はきていませんでした。

一方で、「20代で1年務めて退職して資格などは持っていない」人に、10件も20件も指名求人がきていました。

給与

求人票の給与はピンからキリです。ピンからキリですが、平均でいうと求人票全体の額面金額は低いのかなと感じました。

たまに高給に見える仕事もありますが、みなし残業込みの金額が書いているため高給に見えるといった求人も多かったです。(最近は特にこういう求人多いですね)

リクナビ、マイナビなどの大手求人サイトに比べると金額は低いと思っててよいかと思います。

職種や規模

私の科では地元の中小企業の求人が多い印象でした。

大手求人サイトよりも、地域密着型の採用に近い求人が多かったです。

また、人手不足や採用コストを抑えたい企業の求人も多い印象です。

給与や労働条件は会社によってかなり差がある印象でした。(科と業種によると思います)

応募の流れ

求人への応募は、自分で進めていきます。

企業とのやり取りは自分でメールや電話をして行うので、通常の就職活動と思ってもらえれば大丈夫です。

この部分は手厚く何かがあるわけではないので、職務経歴書の添削や面接の練習の仕組みを活用して実践に挑みましょう。

授業と就職活動は両立できる?

面接日程

面接は授業が休みの日に、または授業が終わってから…ということはなく、いつでもいれることができます。

就職活動優先のため、企業が提示してきた日程で面接に行きます。

面接などの就職活動で訓練を休む場合はポリテクに伝えておき、書類を書いておけば休んでも問題ありません。

書類に面接先企業の担当者からハンコやサインなどをもらえば手当金も出ます。

授業との兼ね合い

授業と両立となると大変かと思います。

欠席が多いと、授業のペースが早いため追いつけなくなります。

就活で欠席が増えると、授業にはおいていかれがちです。

そのため、就活をしながらついていきたい場合は、予習と復習の自習をおこなっておくとよいと思います。

欠席など

出席率は、8割を下回ると退校となってしまいます。

そのため、8割を下回らないように、体調管理と就職活動のスケジュールを管理することが大事です。

私のときは、訓練は111日ありました。

そのため、2割というと22日です。

体調を崩してたくさん休んでしまったりすると、土曜日や日曜日に面接を入れたり、訓練終了後に面接にいったりして調整の必要はあるかと思います。

半休もできるので、「朝だけ面接で午後訓練」、「朝だけ訓練して午後面接」とするとよいかと思います。(Web面接は移動時間がないのでこれがしやすかった。)

実際に感じたこと

就職が決まる時期に差がある

これは本当に差があります。

・ポリテクにくる前から積極的に就職活動をし、入校した頃には選考が進んでいてそのまま決まった人
・ポリテクにきてすぐ積極的に就職活動をし、1カ月たつ前に就職した人
・ポリテクにきて勉強をしながら、徐々に就活を始めて在校中に決まった人(私はここ)
・ポリテクにきて勉強をしながら、徐々に就活を始めたが在校中に決まらなかった人
・ポリテクにきて勉強はしていたが、就活はしなかった人

大きくわけるとこんな感じでした。

私の場合は、最初は「絶対に就職するぞ!」という目的ではなくきていました。

しかし、勉強をしていくうちに「楽しい」という気持ちになり、「この関連の仕事をしてみようかな」と思い就活を始めました。

決まる時期に差があるのには理由があります。

ポリテクに来た目的が人それぞれ違う」ためです。

・就活を積極的にしていたが、失業手当の受給期間がきたため延長する目的で来た人
・就職について考える時間がほしくてきた人
・とりあえず勉強してみようときた人(私はここ)
・受給期間の延長目的の人

・就活を積極的にしていたが、希望するところから内定をもらえないまま失業手当の受給期間がきたため、延長する目的で来た人
・就職について考える時間がほしくてきた人
・とりあえず勉強してみようときた人(私はここ)
・受給期間の延長目的の人

と、このような人たちがいました。

そうすると、就職活動のペースが異なるため、決まる時期に差が出てくるということです。

私の場合は、勉強してから就活しようとなったため、活動を始めたのは4カ月頃で5カ月頃に内定をもらいました。

クラスの雰囲気

就職が決まる人がちらほらでてくると、焦る人も出てきていました。

就職が決まってからの選択も色々あり、

・就職先が決まって訓練が終了してから就職する
・就職先が決まってポリテクを退校しすぐに就職する
・内定をもらったが、ポリテクを退校するまで就活を続ける

と、こんな感じです。

後半3カ月は、まだ決まっていない人とこれらの人達が混在しています。

そのため、就職活動のペース・授業のペース・学校での過ごし方が人によってかなり差が出ていました。

私の場合

私は4カ月目の頃に、就職活動を始めました。

「電気回路」と「プログラミング」の勉強が楽しかったため、このどちらかに関連した仕事をしようと思い、関連する会社を探しました。

ポリテクにきていた求人2社と、民間サイトから1社、地元の企業説明会にきていた1社に応募しました。

私が受けた会社はどれも中小企業でした。

選考フローは、

・ エントリー → 筆記試験 → 1次面接 → 2次面接
・ エントリー → 筆記試験 → Web面接
・ 1次面接 → 2次面接

とこんな感じでした。(筆記試験は久しぶりだと難しく感じます、対策しておきましょう)

そして、この地元の企業説明会にきていた会社より、「設計職」にて内定をいただいたため、承諾し就職活動を終了しました。

勤務開始日は、面接の時点から「ポリテクセンターの全訓練終了後」で進めていました。

そのため、「5カ月目~6カ月目」の訓練(勉強)に全時間を費やして、訓練をやり切った後に会社員勤めとなりました。

まとめ

就職支援は手厚い?

・職務経歴書の添削
・面接の練習
・能力の棚卸し
・定期的な面談

これらがあり、就職のための準備については手厚いと感じました。

自分から動く必要はある?

自分から動く必要はあります

ポリテクセンターで就職までのすべての準備や企業とのやり取りをしてくれるわけではありません

そのため、「ポリテクセンターの環境を上手に使用して、就職活動をする」というイメージを持っているとよいかと思います。

私が通って感じたこと

ポリテクセンターの就職支援は、職務経歴書の添削や面接の練習など、準備面ではかなり手厚いと感じました。ただ、実際の応募や企業とのやり取りは自分で進める必要があります。

そのため、「通えば何もせずに就職できる」ということはありません。

ポリテクセンターの環境を活用し、自分でも動くことが大切だと感じました。私は勉強を通して進みたい方向が見えたため、結果的に科と関連した「設計」という仕事への就職へつながりました。(2026年の今もこの会社で働いています。)

そして、このポリテクセンターで得たもの、できるようになったこと、つながったことについて、次の「就職後」の記事でまとめています。

就職後どうなったか
→ ポリテクセンター卒業後6年経って思うこと|実際に役立ったことと今の仕事


ポリテクセンター体験記(全6編)

第1編:入所前編 
見学説明会・試験・面接・合格まで

第2編:入所編
初日の流れとクラスの雰囲気

第3編:授業・1日の流れ編
授業の雰囲気・時間割・勉強と就活のバランス

第4編:授業編
実際に学んだこと・大変だったこと

第5編:就職活動編(今ここ)
応募・面接・設計職への就職


第6編:就職後に振り返って思うこと(次)
ポリテクセンターに通って変わったこと

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この記事を書いた人

ちいのです。

ブログ挑戦・資格取得・転職などの試行錯誤をもとに、実際に感じたことを記録しています。
最近は、ブログ・ギター・BGM作成・動画作成などをしています。
これから挑戦する人の不安が少し減る記事を目指しています。

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